「100万円を年利２％の預金口座に5年間預けたら？」の解答と解説です。
銀行に「100万円を年利２％の預金口座に5年間預けたら？」
A 110万円より多い
B ちょうど110万円
C 110万円より少ない
A,B,Cのどれでしょうという問題でした。
ここで注目すべきなのが単利運用なのか複利運用なのかを理解しているかが重要になります。
銀行口座は単利ではなく複利です。
1年目に100万円の2％が利息として入るところまでは誰にとってもわかりやすいのですが、2年目以降は100万円の2%ではなく、利息として増えた2万円の部分にも利息がつくので102万円の2%が入るようになります。
- 1年目には100万円の2％が利息としてもらえる
- 2年目には100万円の2％ではなく、102万円の2％が利息になる
- 3年目には104万400円の2％が利息として貰える
- 4年目以降も同様
その結果、金利2％の銀行口座に100万円を入れた場合、5年後には110万ちょうどではなく100万円以上になるというのが正解。つまり前述の質問ではAの「110万円より多い」が正解になり、実際には複利で5年間まわすと110万円ではなく110万4,080円になります。
みなさん正解できましたか？
日本人の回答で多かったのが複利と単利の違いを理解できずに110万円ちょうどと答える人だそうです。
単利と複利のちかいをもう一度、確認したい方は過去のブログを一読ください。
あなたは知っている？単利と複利のちがい。
http://moneyplanner.jp/お金を預けるならどっちがいい？単利と複利のち/
